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Concept of Inbound Marketing

Inboundというと最近の日本では海外からの観光客相手の商売を思い浮かべる人が日本では多いかもしれませんが、そもそも海外からの観光客というのはInboundなのでよくわからない英語の使い方です。単純に外国人観光客ビジネスとか対策とか言えばいいのに、なぜわざわざInboundという言葉を使いたがるのか、日本のMarketing専門家の方々の思いつくことは謎が多いです(Cool Japanとか恥ずかしいので辞めてください)。

Inbound MarketingはHubSpotという会社の創業者が2005年に提唱し始めた概念で、旧来のMarketingやSales の手法がOutboundスタイルで、生産者から消費者に知らしめ、買ってくれと押し付けるやり方だったのに対し、消費者に情報やメディアを通して商品を見つけてもらい買って貰うという概念です。買う立場から言うとやっと全うなやり方に気がつきましたかというところですが、いざ、Marketingの仕事をしようとすると今までにない新しい手法やツールが必要になり、昔ビジネススクールとかで散々身に着けた手法が邪魔になるのですから僕のような年寄りには辛い世界です。

全体像を示すとこのようになります。(出典:http://www.hubspot.com/inbound-marketing

inboundmethodology

ここでは消費者に商品を見つけて貰うのにネット上でのContents作りが重要とされます。Contentsとはユーザーやユーザーの振りをした人によるブログ記事やFacebookやTwitter等への投稿、YouTubeでの映像のようなものになります。こういったネット上に巧妙にばら撒かれたContentsで商品の存在を見つけて貰うとStrangersであった消費者はVisitorsになります。Visitorsは企業のWebサイト上での問い合わせやアンケートフォームを提出したりアクションを取ることにより、Leads(商品に関心寄せる人たち・Prospects 見込み客)になり、そこからCRM等のツールを使った絞込みやClosing(売り込み)でフィルターされた人々が顧客となります。顧客の中から更に商品について良いレビューやコメントを書く人たちPromotersへと「成長」させます。

 

Brian Moriguchi

Inbound Marketing入門

今更ながらですが、ネット時代の販売に欠かせないInbound Marketingの基礎を勉強します。旧来の供給サイドの都合による4P(Product・Price・Place・Promotion)から顧客側に立った4C(Customers・Costs・Communication・Convenience)へのマーケティング手法のシフトはマーケティングにおけるネットメディアやツール利用や開発を促進させ、Inbound Marketingという領域を確立させました。Inbound Marketingという言葉が聞かれるようになって早10年が経ちます。今では企業にとって不可欠の戦略でいかにConsumerやCustomerに購買行動を取らせるかで日夜熾烈で巧妙な戦いが繰り広げられています。所謂「SEOスペシャリスト」、「ビジネスブロガー」や「ビジネスYou Tuber」、「ビジネスReviewer」と言われる職業を生み出し関連するツール製品も多数リリースされ一大産業となりつつあります。好む好まずに関わらず、ネット利用を続ける限り我々はInbound Marketingとそのデータ分析に晒されることになります。Facebookにアップロードする昨夜食べたラーメンの画像や飼い猫の映像がProfilingに使われ、どこかで勝手に個人の行動パターンや趣向を表すものとしてInbound Marketingに使われることになるのです。あなたは水曜の夜に恵比寿のラーメン屋でタン麺を食べるのと、夜中に飼い猫のマンチカンとじゃれるのが好きな人と、Profilingされてしまったのです。それ以降あなたが開くWebサイトのページ広告には何故かインスタントラーメンやペット商品の広告がたくさん出てくるようになるのです。恵比寿の居酒屋のクーポン券が何故かメールで送られてきたりするのです。我々はPrivacyの破壊の時代に入ったのです。

Brian Moriguchi